ざっくばらん

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アップルは中国の7億4000万人のユーザを狙う!日本にチャンスだと思うか?

米アップルは世界最大の携帯電話会社、中国移動通信集団(チャイナモバイル China Mobile)から主力のスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」を発売することで同社と合意した。今月中旬にも発表する。アップルは総契約数7億6000万人の巨大キャリア(中国最大手)を販路に加え、韓国のサムスン電子に比べ出遅れた中国で販売シェアを高める。

日本と比べたらどうなるかと言ったら、この1社だけで日本の総契約数の5倍以上

1億2000万人の日本人口 ✕ 5 = 6億人は、まだチャイナモバイルの契約ユーザに至らない

しかし、iPhoneはかなりの高額スマホだと間違いない

中国インターネット消費調研センターによると、10月の中国のスマホ平均単価は1633元(約2万7000円)。9月から3%強下がった。中国の大卒初任給が約3000元であること。

だから、最近非常に人気になったのは、

「小米(シャオミ)」などの低価格ブランド。小米が10月に発売した新型スマホ「小米3」は16ギガバイトモデルで1999元と「5c」の半分以下。価格は安いものの、ソニーの高性能カメラ、シャープの高精細液晶を積んでいる。

 「売れ筋は2000元以下の新興ブランドに移りつつある。アップルが売れるかどうか、正直分からない」。北京市内の家電量販店「国美電器」の担当者はこう話したが、私の見解は、売れる。

なぜなら、中国の実情を少しでもわかるのであれば、「ブランド好き」が世界的に有名な話。

初任給3000元でも、ちょっと2ヶ月間我慢し、iPhone5S1台買える

特に「プレセント」として、「彼女」に喜ばせる時に、あるいは「社交的なもの」だと非常に頻繁的に使われる。ブランド好きというのは、文化だと言ってもいいぐらい、確かに品質がいい、安いスマホがほしいだけど、しかし、最後やっぱりiPhoneだ。

 

今回のチャイナ・モバイルとの提携で、想定できるのは、

チャイナ・モバイルがiPhone5C/5Sのハード値段を多少下げても、コンテツ販売/データ通信サービスの販売により多く儲ける見込み

だからこそ、いまは日本企業に対しては、傍観者ではなく、大きなチャンスが訪れたと大手電子部品メーカ達が考えて、アップルとサムソンのに頼らず、華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)、北京小米科技(シャオミ)といった中国のスマホメーカーを新たな供給先として開拓することに注力しているニュースが出てきたわけ