ざっくばらん

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安くて美味しいコーヒー市場を創りだしたセブン年間4.5億杯  コーヒー市場乱戦

コーヒー市場が過熱している。1月に参入したセブンイレブン・ジャパンを初め、ファミリーマートも続いてコーヒーサービスの提供をスタートした。セブンが日本最大のコーヒーチェーンになり、2013年の国内消費量は6年ぶりに過去最高を更新する勢いだ。

年間約300億杯にふくらみ活気づく市場に、業種や店舗形態の垣根を越えた事業者が入り乱れての争奪戦が始まった。

コーヒーを飲む文化を作っていると思っています。
今は、旧来のコーヒー屋さん(Starbucks)、ファストフード屋さん(マクドナルド)、コンビニ(セブン)が三国のように、コーヒー市場の300億杯の争奪戦に入っている

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市場推測図-ちょっと日経からの引用

また新しく入ってくる「くら寿司すき家、イオン自社運営のコウアン」
価格を考えてみたら
100円コーヒー
  セブン・マクドナルド(100円市場はマクドナルドどんどん競争優位がなくなる)
150円~300円
  缶コーヒメーカ(ジョージア、BOSS)
  ファミリーマート
  くら寿司/すき家(食卓の一杯による単価引き上げが狙い)
300円以上
  旧来のカフェ屋さん、Starbucks(つまり、仕事と家庭以外の環境を提供するコーヒーサービス)
のように分けるのではないかと感じる

次は全くコーヒーと関係ない話だが、その裏側では、イノベーション理論が支えています。簡単に言いますが、どの業界でも価格が高くて、品質もすばらしいハイエンドの商品があり、逆に価格が安い、品質もそこそこのローエンド商品があります。
例えば、スマホだったら
iPhoneが高い、ハイエンド商品であり、アップル会社がそのハイエンド市場を独占している
Androidスマホだったら安い、でも品質はそこそこだし、サムソンがローエンド市場を独占している状態(実は独占ではなく、中国のAndroidスマホメーカが最近かなり活発している)

と分かったら、コーヒーの、この日本でのセブン革命が、まさに
ローエンド市場に進出し、破壊的なイノベーションを起こしていると思った