Sprint(ソフトバンクの傘下子会社)がT-Mobile買収を検討、成功したら16兆円のグループ企業価値
米国携帯電話市場で第3位のSprintと第4位のT-Mobileが合併すれば、第1位のVerizon Wirelessおよび第2位のAT&Tに対抗できる規模になり、米国携帯電話市場は3大キャリアによる寡占体制になる
なお、Sprintはソフトバンクが2013年7月に買収を完了したばかりで、話題呼んでいたのですが、その次の手はまさに米国第4位のT-Mobileを買収するなんて、思いもなかった。
実は、T-Mobileを巡って、2011年にAT&Tが約390億ドルで買収を試みたが、米司法省(DOJ)から独占禁止法訴訟を起こされるなど承認の取得が極めて困難になったため、買収計画を撤回したことがあり、
今回の買収額は予測として、200億ドル(2兆円)以上の額になる
本日の、米国携帯電話市場のTOP4の、最新の時価総額を調べてみると
1位 AT&T 1800億ドル(18兆円)
2位 Verizon 1380億ドル(13兆8000億円)
3位 Sprint 330億ドル (3兆3000億円)
4位 T-Mobile 209億ドル (2兆950億円)
ソフトバンク 10兆円の時価総額
+ Sprint
+ T-Mobile
単純計算でも、16兆のグループ価値になり、米司法省(DOJ)からの独占禁止法訴状に起こされる可能性があるから、今、Sprint当面検討中、2014年前半に買収案を提示する可能性があるといった話し
ソフトバンクのグローバル展開だと世間一般論でしたが、
真実はLTEの戦争だと、今までの音声通話料金の柱ビジネスモデルからコンテツ配信への収益源が移り変わっていること
ドコモも今年、欧州最大規模のコンテンツ配信会社を買収するなど、世界規模でのコンテンツ配信にために、大規模な海外企業の買収を行っている。
ソフトバンクが欧州に行く訳にはいかないし、だからスプリントの買収があり、将来、ヤフーとの協業の可能性があると考えられる(ヤフーに投資したことがある)
詳しいソフトバンクがスプリント買収の真意について、下記のリンクへ