Google、四足歩行ロボット「BigDog」で知られるBoston Dynamicsを買収
米Googleがロボット開発の米Boston Dynamicsを買収したと現地時間2013年12月15日までに、複数のメディアに報じた。
Boston Dynamicsは、ガソリンエンジンで動く犬型四足歩行ロボット「BigDog」や、猫型の高速走行ロボット「Cheetah」「WildCat」、あるいはヒト型の「Atlas」の開発で知られる企業。
※Boston Dynamicsが発表したロボットの写真(真ん中25.9マイル/1時間、41.7キロ)
もともとは米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームだったが、1992年にスピンオフした。しかし、両社はともに買収の具体的な目的や、買収金額については明らかにしていないが、買収の事実については認めている。
Googleでは、長年モバイルOS「Android」を統括してきたAndy Rubinが、自動運転車両やめがね端末「Google Glass」に取り組む研究部門Google Xに異動したと伝えられたが、Boston Dynamicsの事業は今後同氏が率いることになる予定
Rubinの下、「ムーンショット(月面着陸)」と呼ばれるロボット開発計画が進められており、今回のBoston Dynamicsも含めて過去半年間で8社のロボット関連企業を買収している。
Boston Dynamics、過去にはソニーのペットロボット「AIBO(アイボ)」に関するコンサルティング業務も手がけている。
※AIBO(愛・ロボット)
この会社はメインの事業は米政府機関からの依頼によるロボット研究開発だが、Googleは将来の他国軍事からの仕事背負に狙うのか?
ちょうど同じ週、Amazonが自社ロボットシステム(KIWAシステム)の物流センターでの稼働開始ニュースが発表し、二社のIT分野の対抗が白熱化になっていくのではないか。(関連議論)
最近の動向を整理してみると
1)翌日配送サービス分野
2)海上の展示場 VS 空上の配送機
3)ロボット分野での競争
面白すぎです。将来、このような会社に入社したいですね。自分が何もエンジニアの技術を持ってませんが、もっと実力を磨かないと。