ざっくばらん

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全米売上第三位ターゲット(Target)直近4年間の荒利率 経費率 経常利益率

Targetの

売上規模 7.3兆(2012年度売上)

時価総額 3.7兆(2014/1/23時点)

 決算期もWalmartやKrogerと同じく、1月末決算になり、Targetの収益率を見ると、驚異的な、ダントツTOP1になります。

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 2012年度の収益率7.9%、Walmartの経常利益率6%と較べても、比較的に収益構造がいいと見えます。元々荒利が高いのもありますが、Targetの売場に入ると

1、ハードグッズ・ソフトグッズの売場面積が6割

2、玩具や電気商品 2割

3、グロサリー商品 2割

この最近の数年、生鮮(青果のみ?)もやり始めて、集客力が高い生鮮に少しずつフォーカスをシフトしているのも感じます。

 今月Targetの顧客情報が盗まれた出来事があり、話題になりますが、先週金曜日5億円投資し、システムのセキュリティ強化を行う発表もありました。

 今は市内の小型店舗の実験もやっている(新しいFormatの名前は、TargetExpress)

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 上位三社の決算数値の発表を期待していますよね。 

 明日第四位のCostcoコストコ)の直近4年間発表

全米売上第二位クローガー(Kroger)直近4年間の荒利率 経費率 経常利益率

 1月末は決算期に迎え、Kroger去年の全米売上高は9兆円に達成できたが、今年はどうなんだろう?

 世界リテーラー王者のウォルマートは米国売上32兆円になり、同じく1月末決算期に迎える、非常に興味津津。

 前回自分がWalmart直近四年間の経常利益率はほぼ6%維持しつつ、荒利を下げながら経費も同時に下げているいることを既にお分かりになるでしょう。

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 今回は、クローガーの直近四年間の経常利益数値を整理して公開します。こういった数値はGoogleファイナンスから入手可能

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 荒利と経費を下げ、経常利益の維持が特に特徴ではなく、全米のほかの小売業も同じような動きをしている、これも今後発表します。

 つい昨日、Krogerが4500億のUS現地小売業(Harris Teeter)の買収を月末完了させる記事があり、アメリカのノース・カロリナのドミナントエリアの形成に加速になること、Walmartとの競争は一層激しくなる見込み

 この買収により、全米第二位の小売業はますます形になってくるかな?

 次の第三位のTargetの攻勢も激しくなるでしょ。

 次回は、Targetの経常利益率の発表になります。