全米売上第四位コストコ(Costco)直近4年間の荒利率 経費率 経常利益率
全米売上 7.1兆円(海外含めると、10.5兆超え)
時価総額 4.9兆円
グローバルからみると、コストコが既にTargetの売上や時価総額を超えていることがわかり、名実ともNo.2だ、Walmartのつぎになる
コストコはホールセールメンバーズシップのチェーン小売業ですが、簡単にいうと会員制小売業のことを指す
まとめ買い、大家族所帯にとっては非常にお買得な小売サービスを提供しているので、自分があんまり利用していませんが、アメリカにいた時(半年前の光景だけど)、いつも顧客が異常に多すぎる、商品の価格も安い
Targetと比較してみて、コストコの荒利率はTargetのほぼ1/3、Walmartの粗利率の半分、これだけ荒利を低くすることで、ローコスト経営で顧客に良い商品を安く提供できるのは、アメリカ本土では非常に評価されている
これを受けて、今年1月ニューヨークで開催したNRF(全米小売協会)で、最も貢献した小売業として、コストコの創業者の1人Jim Sinegalが受賞されました
最も国際的な小売業:ロッテ(コリア)
全米売上第三位ターゲット(Target)直近4年間の荒利率 経費率 経常利益率
Targetの
売上規模 7.3兆(2012年度売上)
時価総額 3.7兆(2014/1/23時点)
決算期もWalmartやKrogerと同じく、1月末決算になり、Targetの収益率を見ると、驚異的な、ダントツTOP1になります。
2012年度の収益率7.9%、Walmartの経常利益率6%と較べても、比較的に収益構造がいいと見えます。元々荒利が高いのもありますが、Targetの売場に入ると
1、ハードグッズ・ソフトグッズの売場面積が6割
2、玩具や電気商品 2割
3、グロサリー商品 2割
この最近の数年、生鮮(青果のみ?)もやり始めて、集客力が高い生鮮に少しずつフォーカスをシフトしているのも感じます。
今月Targetの顧客情報が盗まれた出来事があり、話題になりますが、先週金曜日5億円投資し、システムのセキュリティ強化を行う発表もありました。
今は市内の小型店舗の実験もやっている(新しいFormatの名前は、TargetExpress)
上位三社の決算数値の発表を期待していますよね。